さこの日常日記

書くことは、……一見不可能なことをあえてするもので、その産物は、……書く人のめざし試みたものに即応することも、似ることもないのだが、その代わり、時として、あたためられた冬の窓に出来た氷花のように、きれいで、おもしろく、心を慰めることがある。

9月結川崎ロック座 鑑賞感想(他人の感想を勝手に妄想してさこが執筆)

私と知人2名(男女各1名)の3名で9月末川崎ロック座を観賞してきた。

踊り子の皆さんは以下の写真の通りだ。

 

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私を知っている方はご存じの通り赤西涼さんが好きなので、1ヶ月のオフを経てのりょんさんに会えるのが楽しみで仕方がなかった。その思いはご本人に手紙で伝えているのでブログにての記録は残すつもりはない。ストリップの良い点の一つとして踊り子さんとの交流の垣根が低いので、思いを伝えたい人は手紙を渡すのは良いのではないかと思う(本人がどう思っているか分からない点が怖くもある訳だが...)。

 

お前の赤西涼さんへの思いを書かないのであれば、今回のブログは何を書くつもりなのかと疑問に思われるだろう。その答えは同席した人の感想を私が言語化しようという試みだ。

 

鑑賞した作品に対して良い悪い、もう一度みたい、感動した等の感想程度は誰でも述べることが出来るが、これを言語化して客観的に落とし込むのは想像しているより難しい作業だ。私はtwitterと手紙で赤西涼さんへの思いを常に何とか表現しようと考えているのでさして難しさを感じないが、他人に自分の本能から来る感動を言語によって伝えるというのは個人の嗜好や価値観が影響してくるため一筋縄ではいかない。

 

彼は口数が少なく、普段思いを伝えようとするタイプではないため、私が感想を聞いてもかんばしい感想が返ってこないので、楽しんでいるのかどうか分からないことが殆どだ。私の試みに対して本人がどう思っているか分からないが、この試みによって本人の鑑賞ライフがより充実したものとなるよう挑戦してみる。

 

以下では同席した人物を「私」、ブログ執筆者のさこは「さこ」での文章とする。

 

では始めよう。

 

さこにストリップに初めて連れて行ってもらって、はや4ヵ月が経つ。

 

私はさこにストリップに誘われて断ったことがないが、断る理由がないから当初は行っていたが、行けば行くほど色々な踊り子さんがいてストリップと一口といっても色々な表現が観れることに楽しさを覚えてしまっている。最近は自分から観に行きたい踊り子さんも出てきた。でもなぜ私はその踊り子さんを観に行きたいのかは良く分からない。

 

さこは頻繁に「どうでしたか?」と聞いてくるが、私は「良かった」か「良く分からなかった」としか答えることが出来ない。それでも彼は私の「良かった」という発言から私の好みを探り当てているようだ。

 

ストリップは見た目では「ルックス」「スタイル」「衣装」、演目でいうと「選曲」「曲の編成」「振付」「顔や体の表現」「演目の流れ」が演目を構成する要素だとさこから教わった。そして大まかに言って、可愛い系・カッコいい系・セクシー系・元気はつらつ系・アート系の5タイプの演目が多いらしい。

 

今回私が気になっている踊り子さんは浜野蘭さんと桜庭うれあさんだ。両名とも浅草ロック座で初めてお会いした方だ。

 

浜野蘭さんはEarth Beatでのインドの景で初めて観た。インドのアップテンポの曲を細い体ながらキレのある踊りをされていて、力強さに惹かれた印象が残っている。

 

Twitterを調べる限り、今回の浜野蘭さんの演目は「白蛇」だ。この演目の何が良いかというと、まずは私好みの選曲だ。浅草ロック座以外は曲名が公表されていないので、どんな曲なのか説明できないんだが、重低音の少しダークさがあるアップテンポなロックテイストの曲と言うべきか。

 

次に「振付」と「衣装」が良いような気がする。私はゆっくりとした振付の作品よりは動きが速い演目を気に入ることが多い気がする。それもダイナミックの動きというよりキレがある感じ。そして衣装、これは特に私は好みがないように思っているが、浜野蘭さんの和→白いレザーのカッコいい衣装の流れの何が良かったのだろうか。衣装に関しては曲との相性が良いと感じるれものが好きなんだろう。

 

そして、ルックス的なところでいうと細い体であっても強さがある所が気になっている。蘭さんは物凄い体が細い方なんだけど、強さを魅せたい動作に力がとても感じられる。筋肉質な方が強い動作をしていてもそこまで惹かれないので、こういうギャップが好きなのかもしれない。

 

さぁ、桜庭うれあさんだ。

 

うれあさんは浅草ロック座の「Earth Beat」のロシアの景で初めて観た。ロシアの少女達がロシア民謡に乗って陽気に踊る、観て居る側も踊り出したくなる演目だった(私は踊り出すことはないだろうけど...)。どうも私は明るい感じが好きなのかもしれない。私を取り巻く社会環境は男性が多い環境だし、出会う女性も少女のような明るさを持った人はいないし出会うこともないだろう。

 

さこはうれあさんを何回か観ているようで、うれあさんが私をがっかりさせるような演目をすることはないと豪語していた。今回の演目を観て、まさにその通りだと思った。

 

ネタバレを避けるので内容が曖昧なところが出てきて申し訳ないんだが、今回のうれあさんは明るさと力強さがある演目だった(演目名:てるてる)。

 

うれあさんはルックスでいうと爽やかな可愛らしらがある。それを最大限に活かした演目だった。うれあさんは笑顔の表現力が素晴らしいところがあるので、笑顔を観れるだけでも私は満足なんだが、その笑顔を映えさせる衣装と選曲に感動してしまった。

 

曲自体は私は好んで聞くことはないだろうと思われるものなので、うれあさんが曲を惹き立てる演目をしていることの証拠だろう。

 

余談だが、さこがうれあさんとポラを撮っていた。私は写真を撮ることに緊張感があるし、写真をどう扱って良いか分からないのでポラを撮るにはハードルが高い。でも、うれあさんの笑顔を観たい時に観たいので写真集みたいなのがあったら欲しい。

 

さこが赤西涼さんが好きなので、私目線からの赤西涼さんの魅力についても書いてみよう。

 

さこは赤西涼さんが好きでたまらないようなので、だいたい誘われる時には赤西涼さんが出演している。さこはどうも自分の赤西涼さんの感想をまとめるので精一杯のようで、私に赤西涼さんの感想を求めてくることは殆どない。

 

西涼さんは表現力がとても優れている踊り子さんだというのは誰が観ても分かる。顔の表情だけでなく、手足の表現まで全てに意識されている。同席している女性は赤西涼さんが目を閉じる動作まで意識していることに気づいて、女性は女性ならではの着目点があるなと感じた(さこはそこまで気づいていることに感動していた)。

 

演目は浅草ロック座のようなプロが手掛けているような衣装・選曲・振付をどの作品も感じるので、一つの美術作品のようだ。

 

そういった作品を魅せてくれる一方で、オープンショーとポラタイムではとても溌剌な方だ。私は元気があるタイプが好きなようだが、溌剌キャラに巻き込まれるのにはまだ経験不足なので少しためらいがある。ちなみに、さこによると私は赤西涼さんに認識されているらしいが、認識されることによってどう対応していいか全く分からないので少し困っている。

 

さこはバレエを観に行ったり美術館に行ったりと美術作品を好む傾向があるので、赤西涼さんは最高なんだろう。私はどちらかというとエンターテインメント的な作品が好きなようで浅草ロック座の "Step on the broadway"はとても好きだ。

 

とは言いつつも、赤西涼さんは完成度が高く確実に満足感を得させる演目を観させてくれるのでお勧めできる踊り子さんなのは間違いない。

 

10月からはハロウィーン演目が増える時期とのことだ。そして夏の開放的な演目から内容がガラッと変わる。秋~冬のストリップ観劇もとても楽しみだ。